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要 旨:本論では日本のドラマせりふの調査を通して、断定、感嘆、疑問を表す終助詞を分析しながら、日本女性用語の使用現状について検討してきた。 キーワード:女性の用語;日本人;文末特徴;文末形式;終助詞
「男女に別あり」、言葉の面でも、男性の言葉と女性の言葉の間に違いが存在している。特に、 日本語において、 男女言葉の差異がもっと顕著的に見られる。 この課題に関しては、すでにいろいろな先行研究がある。主に、女性言葉の基本的な特徴、歴史成因、衰退現象という三つの視点から盛んに論述されている。楊(2002)は「女性文末用語の使用は女性の社会地位と密接があるので、女性語は主に婉曲で、やわらかいという特徴がある。」と指摘されている ① 。「わ」「よ」「の」などは主に女性に使われていて、「な」「ぞ」「だ」などは主に男性に使われていると言われているが、現在「だ」「だな」などを使う女性がいるだけではなく、場合や相手などによって、「ぜ」や「ぞ」などのような顕著的に男性的特徴を持っている文末用語を使う女性も存在しているということが気づく。それに、テレビドラマの台詞はもっとも現実生活に接近するので、本稿では、「日剧精彩对白」 注 1 を対象として、現代日本女性文末用語の使用現状を明らかにしたい。 |