要旨:児童虐待は全世界の問題で、各国に児童を虐待する現象が普通に見られる。1990年から、児童虐待問題は日本で注目されるようになった。近年来、児童虐待事件がどんどん増えてきている。日本は2000年に、児童虐待問題を早めに気付き、早めに解決するため、また虐げられる子供を合法的に保護することを目的として『児童虐待防止法』を制定した。

　2014年初、児童福祉施設をバックにした日本テレビ局の新しいテレビドラマ『明日ママがいない』を放送した。このドラマがいろいろな原因で親と離れた子供たちが児童福祉施設へ送られたあとのことを述べている。子供の目から見た捨てられたあとの複雑な気持ちと児童福祉施設で生活している時の心の状態である。本論文はドラマ『明日ママがいない』のストーリを分析し、主人公の表現から見る児童虐待が子供への影響である。日本の児童虐待の定義、種類、現状、原因及び日本政府がとった対策をまとめ、児童虐待問題を深く検討したいと思う。

キーワード：児童虐待；ドラマ；影響；対策

目次

謝辞

要旨

中文摘要

1　はじめに-1

2　テレビドラマ『明日ママがいない』-2

2.1　あらすじ-2

2.2　虐待が児童に与える影響-2

2.3　ドラマに反映された児童福祉施設の状況-3

2.4　実在の児童福祉施設の状況-3

3　日本の児童虐待-5

3.1　法的定義-5

3.2　種類-5

3.3　状況-5

3.4　原因-6

4　日本政府の対策-8

4.1　児童虐待防止法-8

4.2　児童相談所-8

4.3　児童養護施設-8

5　おわりに-10

参考文献