要旨：日本人はお茶が大好きである。日本人の生活においてお茶は欠かせないものである。したがって、茶道は日本人の日常生活と密接な関係がある。本論は茶道についての研究を通して、日本人の国民性を考査してみたいと思う。茶道の由来、作り方や礼法などから日本の文化を了解し、日本人の性格や精神なども理解できると思う。

　　本論は大体三つの部分に分けられている。第一部分は茶道の由来と発展を述べる。第二部分は茶道の道具、茶室、点前などの作り方から日本人の自然観、細かさや美意識などの国民性を分析する。第三部分は茶道の礼法から見られる日本人の感謝の気持ちや禅宗精神などの国民性を分析する。

　　要するに茶道の二つの部分から日本人の国民性を研究した。ひとつは茶道の作り方から日本人の国民性を考査した。具体的にいうと茶道具の外観、使用、茶室の構造やお点前などから、日本人の自然そのものを求める自然観、細かさ、侘びの美意識が見られる。もう一つは茶道での主人とお客の作法から現われる日本人の感謝の気持ち、茶室の準備、茶室に入るときの礼儀、茶道の流れなどから清浄と静寂を求める禅宗の意識を見出すことができた。

キーワード：日本の茶道、自然観、感謝の気持ち、禅宗精神

摘要：日本人喜欢饮茶，在日本人的生活中茶是不可或缺的。因此，茶道与日本人的生活有密切的关系。本文想通过关于茶道的研究考察日本人的国民性。我想从茶道的由来，做法，礼法等之中可以了解日本的文化，可以理解日本人的性格和精神。

　　　本论文大体分为三部分。第一部分论述了茶道的由来跟发展。第二部分分析茶道的道具、茶室、茶道的技巧等做法中的日本人的自然观、细心、美意识等国民性。第三部分分析了从茶道的礼法中体现出的日本人的感谢的心情和禅宗意识等国民性。

　　　主要是从茶道的两个部分来研究日本人的国民性。一是从茶道的做法中考察日本人的国民性，而是从茶道的礼法中看日本人的国民性。具体的是从茶道具的外观、使用，茶室的构造，沏茶的方法等看日本人的追求自然本身的自然观，细心，闲寂的美意识。另一个在茶道中从主人跟客人的礼法中分析日本人的感谢的心情,可以从茶室的准备,进入茶室时的礼仪,茶道的流程等中看出追求清净和静寂的禅宗意识。

关键词：日本茶道、自然观、感谢的心情、禅宗精神